■ 朝の様子と出発準備
今日は、1つ目に見学した作業所の体験利用の日でした。
体験は午後1時から。ヤシさんも緊張していたのか、朝から比較的しっかり動き始めてくれました。
睡眠不足だったようで途中でお昼寝もしつつ、家事もいつも通り頑張ってくれました。
1時までに作業所へ行くため、30分前には出ておきたい。
そのため、早めのお昼ご飯にしました。
今日のメニューは、昨日ヤシさんと一緒に選んだバジルチキン、キャベツを焼いてパスタと和えたもの。ブロッコリーと目玉焼きも添えて、しっかり準備万端です。
■ 初めて(2回目だけど)行く場所への不安
短時間とはいえ、初めての場所(正確には2回目)へ1人で行くのは大きなエネルギーが必要。
朝からヤシさんは、
「今日行くのは…どっちだっけ?」
と何度も確認してきました。
そうなんです、この前見学した場所とは別にもう1カ所作業所があり、混乱してしまうのも自然なこと。
でも昨日、車での下見も済ませ、よく行くエリアの近くだったので、場所の把握はできていました。
ただ「自転車で行きたい」と言うヤシさん。
駐輪場をきちんと使えるかどうかが不安で、そこも昨日のうちに確認してきました。
■ 駐輪場の仕組みが思ったより複雑
横浜市の駐輪場は、今はロック式&自動精算。昔とはだいぶ違います。
手順は…
- 自転車を止めて番号を覚える
- その番号を精算機に入力
- 支払って領収書を発行
- 発行した領収書を窓口へ持っていき減免申請
ヤシさんがどこまでできるのか、慣れるまでどのぐらいかかるのか正直不安。
救いだったのは、領収書さえあればまとめて減免申請できるという点。
しばらくは領収書を回収して私が保管 → 余裕のある日に一緒に減免という方法でいこうと思いました。
■ 出発!「探す」で位置を確認しながら見守り
少しバタバタしつつも無事に出発。
私はiPhoneの「探す」機能でヤシさんの位置を確認しながら見守ります。
駐輪場までは問題なく到着していたものの、その場所で動きが止まったまま。
電話も出ず…。
きっとロックや止め方に苦戦していたんだと思います。
しばらくして動きが出たタイミングで電話すると、
「駐輪場の人に手伝ってもらった」
とのこと。やっぱり…。
予定より15分遅れたものの、なんとか無事作業所に到着しました。
作業所側は「何時に来ても大丈夫」というスタンスなので、その点はとてもありがたかったです。
■ 帰りの最大の難関:精算機との戦い
さて、次のハードルは帰り。
自転車の精算と領収書の発行が上手くできるか…これが一番の心配。
終了間際にスタンバイしようかと思っていたら、ヤシさんから「作業所を出たよ」と連絡。
通話をしながら駐輪場へ向かってもらいました。
今日の作業は「ペン立てづくり」。
糊付けなどを担当し、女性が多い環境で少し気後れしつつも、雰囲気は良かったとのこと。
そして精算機へ。
案の定、ここからが一苦労。
「着いたけど、どうすればいい?」
「番号入れて」
「えーと、3、2……入れた!」
「精算のボタンあるよね?」
「え…あれ?せいさん……?」
機械『もう一度やり直してください』
「あーーーー」
ヤシさんがっくり。

でも落ち着いて誘導すると、なんとか無事に精算完了。
領収書も取れて、一安心です。
帰り道は問題なく、無事に順調に帰宅。
ヤシさんも疲れたねえ。
■「ただ行って帰る」——そこにあるたくさんのハードル
健常の人ならなんてことのない“作業所に行って帰ってくる”。
でもその裏には、
・道順の把握
・駐輪場
・精算
・時間管理
・緊張
・予測不能な混乱
いろんな小さな壁の数だけ、多くの心配やサポートがあります。
できるようになるまで時間がかかるかもしれない。
できなければ誰かに助けてもらってもいい。
失敗したってだいじょうぶ。
少しずつ慣れていけば良いし、慣れなかったらまた考える。
どう伝えれば伝わるか。
どう伝えると混乱しないか。
そんなことを毎日探りながら暮らしています。
その繰り返しの中で、「できた!」の瞬間を一緒に喜びながら、これからもサポートを楽しんでいきたいと思います。
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