認知症ケア:生活の工夫

ある夜嬉しかったこと|ヤシさんと一緒に餃子タイム

夜遅く帰宅した日、「今日は餃子だー!」と嬉しそうに言ったヤシさん。一緒に冷凍餃子を焼いて、少しのハプニングがありながらも楽しい時間。小さな“できた”を積み重ねていく、そんな日常の記録です。
体験記

若年性認知症と診断されるまで② 病院選び〜受診〜診断

引越しや生活の変化の中で、夫の様子に少しずつ違和感を覚え始めた頃の話は、若年性認知症と診断されるまで①予兆で詳しく書きました。病院選び若年性認知症に特化した病院を探すのは正直とても困難です。精神科や心療内科に「物忘れ外来」が併設されていれば...
若年性認知症とは

若年性認知症と診断されるまで:①予兆

夫の様子に「何かおかしい」と感じた日々。最初はうつ病やストレスかと思っていたけれど、実は若年性認知症の初期サインでした。気づきの経緯や受診までの心の葛藤を、同じように悩む方へ届けます。
更年期障害

更年期障害って「便利な言葉」なの?

更年期障害って便利な言葉だよね」――その一言に傷ついた私が感じたこと。止まらない怒り、心療内科で見つけた安心、そして“便利な言葉”では片づけられない現実について綴ります。
家族の思い

支える家族も大切に|介護者・支えられる立場から学んだこと

高齢者や病気の家族を支える中で、本人だけでなく支える側のケアも大切です。高校時代の訪問看護実習での体験と、現在自分が介護者・支えられる立場になった今の気持ちを通して、学んだことをシェアします。高校時代の訪問看護同行で見た光景介護実習で、訪問...
家族の思い

生活に“安心感”と“簡単シンプル”を準備する

認知症と診断された夫と共に、“安心して暮らせる家”を探した私たちの体験記。環境の安定がもたらす安心感と、住まい選びで大切にしたポイントを紹介します。
今日のヤシの実

今日のヤシの実:秋晴れの午後、公園でピクニック──心がほどける時間

受診のあと、ふと思い立って外で過ごした一日の記録昨日は午前中に私の受診がありました。でも珍しく待合に他の患者さんがおらず、あっという間に終わって帰宅。ちょうどお昼頃──秋晴れで気持ちがよいし、ふと「お昼は外で食べたい!」と思い立ちました。ヤ...
家族の思い

若年性認知症の夫を支える日々 怒ってしまう家族のリアルな気持ち

ここに書くのは、若年性認知症の家族を支える人が、日々どんな大変さを抱えているのかを知っていただくためです。というのも、若年性認知症の方は一見元気でADL(生活動作)が自立しているように見えるため、**「大きな援助はいらない」**と誤解されて...
認知症予防

認知症と歩行改善|「大股で歩く」だけで変わったこと

最近の気づき最近うれしい情報を見つけました。それは「認知症と歩行の関係」についてです。というのは、以前から夫(ヤシさん)の歩き方を改善できないかと気にしていたからです。ヤシさんは、前かがみでガニ股ぎみになり、おじいちゃんのような歩き方に見え...
認知症ケア:生活の工夫

「できること探し」と「できること残し」──暮らしのリハビリで認知症ケア

認知症と共に暮らす中で、夫婦の役割分担は少しずつ変わってきました。体は元気でも、“考えること”が苦手になってきた夫。だからこそ私は、**「できることを維持して残していくこと」**をとても大切にしています。認知症により、むずかしくなったこと認...