サポートしながら働ける?ユーケアで初めての単発バイトと認知症ヤシさんのひとり留守番

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体験記

ユーケアで始めた新しい働き方と、ドキドキの初・長時間不在。

9月半ばに申請した障害年金は、まだ結果待ち。

待ち遠しい反面、家計は正直かなり厳しい状況になってきています。そろそろ私も収入をなんとかしなければ…という思いから、「ユーケア」というアプリを使った単発バイトを始めました。

■ ユーケアってどんなアプリ?

資格を登録すれば、すぐ現場で働ける仕組みで、前日でも応募できる案件もあります。

短時間から夜勤の長時間までさまざま。会社面談付きのものもあります。

そんな中で見つけたのが「13時〜19時の放課後デイサービス」のお仕事。

前からずっと気になっていた分野で、子どもと関わるのは大好き。ただ、体力がもつのか心配で長時間は避けてきました。でも今回は午後だけ。しかも車通勤OK

よし、このタイミングで挑戦してみよう!

そう思って申し込みました。

■ ヤシさん、一人で過ごせるとはいえ不安も…

ヤシさんは、基本的な動作(日常生活動作*ADL)はできますが、

  • 時間の管理が難しい
  • イレギュラーに弱い
  • 外出の際はいつも声かけと誘導が必要

という状態です。

その日、ヤシさんは「17時からボランティア」の予定がありました。

そこで私は仕事に出かける前に、こんなメモを残しました。

  • ミーさんは仕事
  • 自由に過ごしてOK
  • 困ったら母へ連絡
  • 16時すぎに準備(着替えなど)
  • 16時半ごろ出発して〇〇へ
  • 17時〜ボランティア

本当はもっと簡潔に書くのがコツなんですが、心配が浮かぶと文字が増えてしまうんですよね…。

■ 仕事中もヤキモキ…そして予想外の出来事

子どもたちと遊びながらも、「ちゃんと伝わってるかな…」と気が気じゃない私。

でも、何かあれば義母に連絡してもらう体制はある。

「失敗しても仕方ない。受け止めよう」と自分に言い聞かせて仕事を続けました。

そして仕事終わり、スマホを見ると義母からの着信。

「お米が少なくなってるけどどうすればいいかと言ってたよ。午後に出かける予定じゃなかったの?と聞いたら、今日は行かなくてよくなったって言ってた。

えっ…? 予定が変わった覚えはないけど…。

不安になってヤシさんに電話すると、

なんと 1時間以上早く出発してしまい、途中で混乱して帰宅した とのこと。

その後、ボランティアのリーダーから連絡が入り、今日はお休みにしてもらったそうです。

メモに時間を書いても、やっぱり正しく捉えられないことがあるんだな…と改めて感じました。

どうやらヤシさんの中では

「16時〜ボランティア」

と書かれているように思い込んでしまったみたい。

説明したら理解してくれたけれど、次はどういう書き方が良いんだろう…。

でも、驚いたのは、早めに出発してしまう前に、

一人でコーヒーを飲みにスーパーへ行った」 とのこと。

自分でやりたいと思うことを見つけて行動したことはすごく嬉しかったです。

そういうのを、これからも、のびのびやってもらえたらいいなあ。

■ 初めての仕事は…想像以上に楽しかった!

子どもたちはエネルギー満タンで賑やか!

でも、私は走り回る役ではなく、どちらかと言うと落ち着かせる係

ブロックを一緒に作ったり、本を覗き込んだりしていたので、思っていたより体力的には楽でした。

そして仕事後、なんと嬉しいお誘いまでいただきました。

「ミーさんの都合に最大限合わせますよ」

「必要なら仕事中にヤシさんと連絡してもらっていいです」

こんなありがたい条件、なかなかありません。

ということで、次の勤務も決定。

今回の失敗を踏まえて、どうメモを作ればヤシさんがうまく行動できるか?

その試行錯誤についてはまた書けたらと思います。

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