家族の介護

体験記

若年性認知症と診断されるまで② 病院選び〜受診〜診断

引越しや生活の変化の中で、夫の様子に少しずつ違和感を覚え始めた頃の話は、若年性認知症と診断されるまで①予兆で詳しく書きました。病院選び若年性認知症に特化した病院を探すのは正直とても困難です。精神科や心療内科に「物忘れ外来」が併設されていれば...
若年性認知症とは

若年性認知症と診断されるまで:①予兆

夫の様子に「何かおかしい」と感じた日々。最初はうつ病やストレスかと思っていたけれど、実は若年性認知症の初期サインでした。気づきの経緯や受診までの心の葛藤を、同じように悩む方へ届けます。
認知症ケア:生活の工夫

「できること探し」と「できること残し」──暮らしのリハビリで認知症ケア

認知症と共に暮らす中で、夫婦の役割分担は少しずつ変わってきました。体は元気でも、“考えること”が苦手になってきた夫。だからこそ私は、**「できることを維持して残していくこと」**をとても大切にしています。認知症により、むずかしくなったこと認...
今日のヤシの実

今日のヤシの実:引っ越しのお手伝い!

力仕事が得意なヤシさん昨日は草刈り、そして今日は友人のお引っ越し。連日ヤシさんは力仕事です。わたしも運転や母のネット手続きなどで頭を使い、少し疲れが溜まってきています。朝はなかなか起きられず、例の「寝ながらラジオ体操」を超適当に済ませました...
今日のヤシの実

今日のヤシの実:草刈りがんばろう

最近はいつも7時半過ぎに起きるのに、今日は6時半頃にトイレで目が覚めた。戻ってみると、ヤシさんもすでに起きている。最近では珍しいこと。今日は元気そうだな。私がゴロゴロしている間に、ヤシさんは昨日の晩御飯の食器を洗ってくれていた。助かるなあ。...
若年性認知症とは

一見ゆったり?実はフル回転——認知症の“見えないがんばり”と疲れやすさ

ある時。若年性認知症コーディネーターの方が、夫に向かって「毎日仕事に行っていたら本当に疲れますよね?大丈夫ですか?」と声をかけてくださいました。その時は、「認知症の方が疲れる」という感覚はあまり意識していませんでした。でもよく考えてみると、...
認知症ケア:生活の工夫

「昨日のアイスを覚えてた!」認知症の夫と楽しむ小さな自己決定

初めて知った「自己決定」という言葉私が「自己決定」という言葉を初めて知ったのは高校生の頃。福祉を学ぶ学校に通っていて、介護やコミュニケーションの基本姿勢として、とても大切なことだと教わりました。自己決定が苦手な人もいるでも実際には、自己決定...
認知症ケア:生活の工夫

スマホ探しの朝、コメダで上書きした楽しいひととき

朝のハプニングとある朝、「今日は家でのんびりしようかな」と思っていたところ、夫のスマホが見当たらず…。探す機能を使ってみたら、なんと友人宅の駐車場にあると表示されました。夫は自転車でその場所まで行くつもりでしたが、電動の充電が少ないことに気...