認知症の本人にも家族にもケアになる「家族以外との会話」

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先日の受診で、休職期間であることをお伝えすると、主治医の先生からこんなアドバイスをいただきました。

「家に閉じこもるのではなく、人と接する機会をなるべくたくさん持ってくださいね。特に家族以外の人と会話する、これが大事。距離感を意識して会話するので、脳への刺激になるんですよ。」

確かに家で2人だけだと会話も限られますし、時には会話せずとも意志が通じてしまうこともあります。

そんなわけで、家族との会話はもちろん大切ですが、家族以外の人とのやり取りだからこそ得られる良さもあります。私自身の感じたことや調べたことをもとに、まとめてみました。

友人と会って、いつもより少しハキハキしっかりのヤシさん

家族以外と話すメリット5つ

① 気分転換になる

家族だけで過ごしていると会話が決まったパターンになりがち。外の人と話すことで新しい刺激を受け、気持ちがリフレッシュされます。

② 「社会の一員」だと感じられる

病気になると「できないこと」に目が向きやすいですが、人と関わることで「自分はまだ誰かとつながっている」と実感できます。これは自尊心を保つうえでとても大切です。

③ 家族の負担を和らげる

毎日共に過ごしてサポートする家族にとっては、少し気持ちを楽にできる時。外の人が関わってくれるだけで、家族もホッと肩の力を抜けます。

④ 新しい会話のきっかけが生まれる

外での出来事を家族に共有するだけでも会話の幅が広がります。

「今日はこんな話をしたよ」と笑顔で話してくれると、家族の心も軽くなります。

⑤ 脳のトレーニングになる

相手の言葉を理解し、返答するには脳を総合的に使います。家族以外の人と話すと「丁寧に伝えよう」と意識するため、自然と良い刺激になります。

私たちの場合

夫は大勢の中だと会話の流れについていくのが難しく、少人数(4人くらいまで)が安心できるようです。

楽しい雰囲気の中にいるだけでも効果がありますが、表情が固くなるときは「ヤシさん、この前食べた美味しいのなんだっけ?」などと話題を振ると、笑顔で会話に入ってきてくれます。

一方で、疲れている様子があるときは無理をさせません。

「人と関わること」と「休むこと」のバランスが大切だと感じています。

私自身は完璧主義なところがあるので、つい「もっと頑張らなきゃ」と思いがち。でも無理をさせすぎず、私も肩の力を抜くよう心がけています。

まとめ

家族との会話は何より大切ですが、外の人との会話だからこそ得られる刺激や安心感もあります。

気分転換になる

自尊心を保てる

家族も気持ちが楽になる

会話の幅が広がる

脳への刺激になる

無理のない範囲で、少しずつ人との関わりを増やしていけたらいいなと思います。

また、認知症という病気にとらわれずに、積極的に声をかけてくれている皆さん、わたしたちにいつも素敵なプレゼントをありがとうございます。

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